SPORTSBOX 3D GOLFでのスウィングチェック・ターン②

スポーツボックス 3D STUDIOでのスウィングチェック、今回は「骨盤の回転」です。

まず、トップ写真の2つのスウィングを比較します。左がアマチュアプレーヤー、右はマキロイです。トップでの骨盤の回転角度を比較すると、アマチュアプレーヤーが多く回転しているのに対して、マキロイはあまり回っていません。実は骨盤はあまり回り過ぎない方が望ましいです。

その理由は、胸と骨盤の捻転差(Xファクター)が大きくなる事で、トップから切り返し以降で下半身が先行して戻ってくる事が出来る為、クラブが徐々に加速したままインパクトする事ができますので、飛距離が出るうえにインパクトの打点も安定します。

一方で、トップで骨盤が回り過ぎていると、トップから切り返しにかけて下半身ではなく上半身や腕が先行して下りやすくなる為、インパクト前にクラブが加速しきってしまい、減速してインパクトする事になるので飛距離が落ちますし、打点も安定しなくなります。

ただし、歴史を紐解くと例外はいます。往年の日本の名プレーヤー、樋口 久子プロなどが代表例です。樋口プロは中村 寅吉プロと二人三脚で、骨盤のスライドと回転をフルに使ったスウィングで、日本人女性初の海外メジャーチャンピオンにもなりました。

骨盤はトップまで回し過ぎていないか?スポーツボックスAIを使用する北野コーチのレッスンで、是非チェックしてみましょう!